標準的な肌質の方こそ“コスメジプシー”が多い

世に出回るコスメは、殆どと言っていいほど「乾燥肌向け」「脂性肌向け」「敏感肌向け」「年齢肌向け」と書いてありますね。

しかし「標準的な肌の人向け」と書いてあるコスメは、あまり見たことがありません。

だから標準的なお肌の人は、どれを選んでいいか分からない。肌に適していないコスメを選べていない。

そんなシチュエーションが多く見受けられます。

過度なコンセプトは避け、pHを意識したバランス型コスメを選ぶ

たとえば洗顔剤で考えてみましょう。

脂性肌向けの洗顔剤はpH10前後と高く、敏感肌向けの洗顔剤はpH6.5前後とやや低いです。

標準肌の方からすると、脂性肌向け洗顔剤を使うと「肌負担大」となり、敏感肌向け洗顔剤を使うと「洗浄力不足」となります。

標準肌の方には標準肌の方に適したコスメがあります。

標準肌コスメ

標準肌の方へ、バランスの取れたコスメをオススメします。

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「普遍」こそが重要な変化

ヒトは細胞分裂を繰り返し、肌質を維持したり傷を修復したりします。

細胞学の研究では、「細胞分裂は繰り返すにつれて“完全コピー”ではなく、少しずつ変化をする」とされ、これが“老化”に値するメカニズムと定義付けられます。

つまり、肌質は少しずつ変化をすることこそが自然であり、現状を維持していることは細胞学的には相対的に変化していると捉えることができます。

あなたは「以前の肌質からあまり変わっておらず、特に不満もない」と感じるなら、それは理想的な美容が出来ていると言ってもいいのかもしれませんね。

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